このブログを検索

2012年11月3日土曜日

月と手袋/江戸川乱歩


月と手袋/江戸川乱歩

犯罪者がどうやってトリックを形成していくのか淡々と物語進んでいきます。
警察や探偵にわからないのが読者にとっては、なんだか小気味良く感じられます。
ただ、
最後には、その犯罪も明智小五郎によって解明されてしまいますが、
その方法が、う〜んどうなんでしょうね。

もう少し、ズバッと解明して欲しかったなって感じですかね。



算盤が恋を語る物語/江戸川乱歩


算盤が恋を語る物語/江戸川乱歩

タイトルからして、なんとなく内容までわかってしまうのだけれども、
想像した通りの内容でした。
しかも、ハッピーエンドかと思わせてのどんでん返し。
やっぱ、乱歩はオチをつけるなって、思わせる小品でした。




三角館の恐怖/江戸川乱歩

三角館の恐怖/江戸川乱歩

翻案ものです。(翻案とは、翻訳のように忠実に訳すのではなく、自分なりに味付けをしたってことです。)

奇妙な形の館を舞台にした本格推理物です。

なんと、読者への挑戦もあります。

密室のエレベータ内でおきる殺人事件なんて、
乱歩が書くとこうもワクワクドキドキするものかって感じで、とっても面白く読めます。

犯人や動機はよく読めば解ると思いますが、
「早業」って出てくると、
どうなんだろ?って思うところもあります。

でも、
面白いのは間違いありません。
お勧めです。



火縄銃/江戸川乱歩

火縄銃/江戸川乱歩

まだ、デビュー前に書いていた作品だそうです。
タイトルからして、なんとなくトリックが思いつきますが、
まさかそんなことはないだろうと読んでいくと、
まさにその通りで、うれしいやらがっかりするやら。

まあ、
乱歩独特の世界が、
小品としては楽しめるんじゃないでしょうか。





モノグラム/江戸川乱歩

モノグラム/江戸川乱歩


見も知らない二人が出会うところから始まります。
お互いになんとなくお互いのことを知っているしかし、誰だかわからない。

まったく、この二人はどういう関係なんだろう?
乱歩独特の文体が読者をひきつけます。

そのうちに二人の関係がわかってくるのですが、
さらに、オチのようなものが最後についています。

乱歩らしいと言えば乱歩らしいのですが、
どうも、取ってつけたような感じが否めません。

イニシアルがヒントになっているのでこのタイトルなのでしょうが、
それほどの深い意味はないのかもしれません。


2012年10月31日水曜日

影男/江戸川乱歩

影男/江戸川乱歩



犯罪者の目線から書かれた小説で、
前半部分の面白さは文句のつけようがない。
このままで一体どのようにこの小説が終わるのだろうかと思っていたら、
殺人を請け負うという男が出てきて、
最後には明智小五郎まで出てきて、
まあ、それはそれでおもしろいんだけど、
なんか、
前半は何だったんだろ?
って感じで終わってしまいました。
昭和30年頃に書かれた小説だから、犯罪者がそのままになるっていう話にはできなかったんだろうけど、
詰め込みすぎって感じかな。
でも、江戸川乱歩をあんまり読んでない人には、それなりに楽しめるかも。




ぺてん師と空気男/江戸川乱歩

ぺてん師と空気男/江戸川乱歩



「空気男」と呼ばれるおとこが、
プラクティカル・ジョークの名手という男と知り合って、
その世界にひかれていくというはなしで、
読者もジョークの世界に引きこまれていきます。
ただそのうちに、男は、ジョークではなく犯罪なのではとおもいだすあたりから、
心理的な駆け引きが起こります。
ただ、あっけなくおわりますけどね。
最後に取ってつけたようなオチがついてますけど、
どうしても何か解決に至るような話を書かなければいけないって感じでした。
でも、
なかなかおもしろかったです。





Google+ Followers

フォロワー